中学年野外活動の第2日目は、清々しい朝の日差しの中での朝の会から始まりました。
「神様!今日1日がよく過ごせますように」
今日は自分たちのお昼ご飯を、班で協力して作ります。事前に練習を重ねてまいりましたが、1つ1つの過程でやはり苦労があります。あっさりと火を起こすグループもあれば、なかなか火が起きないグループもあります。そこは班同士でも助け合い。「ほら、種火に使いな」「ありがとう」
野菜を切るのはなかなか上手。子どもたちは一回の体験があるのか、ないのかで大きな違いが生まれます。全国の小学生の火を起こせる比率が5年前は約58%であったのに対し、現在の全国平均は約18%にまで落ちております。子どもたちにはやはり様々な体験が必要です。因みに晃華学園小学校の4年生以上の子どもたちの火を起こせる率100%。
薪を使って、大鍋で煮込んだカレーの味は格別です。それ以上にみんなで苦労の末に出来上がったカレーには特別な味が加わります。青空の下でみんなで美味しくいただきました。
片付け終わった班から自由時間が始まります。気持ちの良い芝の上で飛んだり跳ねたり、虫遊びに興じたり、でも、遊びのメインは何と言っても君亀名物段ボールでの芝滑り。みんな芝のゲレンデを楽しんでおりました。
今夜は最後の夜。キャンプファイヤーでは、まず初めに太田先生の解説で星空の観察。透き通った秋の空にはアルタイル(彦星)とベガ(織姫星)の間に天の川が見えました。いよいよ点火です。火の勢いと同じ勢いで子どもたちの歌声が満天の星まで響き渡りました。
さあ、明日は最終日です。