引き渡し訓練では、ご協力ありがとうございました。午後0時、震度7を知らせる警報が学園に鳴り響きました。「避難開始!」の合図で、子どもたちは、慌てることなく、いつもの練習の通りに避難することができました。
500人弱の全校生が運動場に避難するのに、4分から5分です。そして、30分後、今度は、「東海地震注意情報」が発令されたことを受けての「引き渡し訓練」。ご家庭で引き取りにきていただくのに、近い方は10分ほどで来ていただきましたが、遠い方だと2時間以上かけて来ていただきました。教室で待っている子どもたちは、ひとりふたりと仲間が帰っていき、残っている友だちが減っていくと、不安そうにしている子もいましたが、家の方が来てくださるまで、落ち着いて待つことができました。
3.11の大地震では、夜遅くまでお迎えを待つ児童もいたので、辛抱強く待つことも大事な勉強になります。今回の訓練を振り返っていただき、地震の際にどうするかということをご家庭で話し合っておいていただきたいと思います。